こんにちは、Fusako.(@fusa_blog17)です。
今日は、アメリカ駐在妻の私が約1年現地のESLで英語を学んだけれど、辞めた5つの理由について紹介していきます。
あくまで私個人の感想なので、あぁ!そうなんだ!という感じで読み進めてもらえたら嬉しいです。
この記事では、ESLの簡単な説明や習ってよかったこと、辞めようと思った理由、そして今後についても紹介していきます。
ESLって何?費用や期間について
まず、ESLについて簡単に紹介していきます。
ESLって何?
《English as a second language》第二言語としての英語。英語を母語としない人たちにいう。
引用 https://kotobank.jp/word/ESL-430054
ですが、実際に私がオンラインで学んでいたのは、ESOLです。
English for Speakers of Other Languages (他国語を話す人のための英語)の略ですが、正直ESLの教材を使っている場面もあるので厳密な違いは、正直私自身よくわかっていません。
費用と期間について
私がマイアミのpublic schoolに申し込んだのは、5月〜8月、9月〜12月前半まで、1月〜4月上旬までという感じの区切りだったと思います。
授業時間は選択する先生によります。
クラスは朝、昼、夕方、夜とレベルによっても選べる授業時間帯が変わっていました。
私自身、初めは15時20分〜18時20分までのクラス、途中から朝9時〜11時半のクラスをとっていました。
土日祝日、春休みなどの休暇、サンクスギビング、クリスマス〜元旦に加え、先生たちの会議の日はお休みでした。
私が受けたクラスは、月〜金まで授業をしているクラスと、月〜木まで授業しているクラスがありました。
同じ学校とはいえ、授業の曜日・時間も宿題の量も【先生による】みたいです。
(なお、コロナウイルスの影響で数ヶ月、学校が閉まっていたため例年と授業の区切りは違う可能性があります。)
費用は1区切り(semester)で$40、そして教科書代が約$40でした。
大体3ヶ月で$80で英語を学ぶことができました。
ESLで学んでみてよかったこと
次にESLで1年間学んでみてよかったことについて簡単に紹介していきます。
日本語が全く通じない環境に飛び込むことができた
マイアミはラテンアメリカからの移民が多く、私が約1年間で勉強した3つのクラスには日本人は私だけ、なんならアジア人もいませんでした。
彼らの母国語はスペイン語。
もちろん先生もスペイン語圏出身なこともあり、授業の1/3以上はスペイン語で説明し、その後、勉強のために(私のために?)再度、英語で説明をされていました。
スペイン語訛りの英語に触れることができた
日本にいたら全く触れることのなかったであろう、スペイン語訛りの英語。
クラスは20人程度で、当初その中でも上手く英語を聞き取れたのは先生とその他2人の生徒が話す英語だけだったことを特によく覚えています。(今はもう少し聞き取れると…思います)
中学英語を英語で学ぶことができた
1番下のレベルのクラスからスタートしたので、中学1年生の時に習う英語を英語で(スペイン語も混じっていてわからい部分はあったけどw)理解することができました。
日本語を使えないので、うまく聞き取れなくて理解が追いつかない部分は先生が写真や絵を使ってわかるまで教えてくれました。
ラテンアメリカ出身の人たちと会話ができた
フリートークの時間の際、今まで出会うことがなかったコロンビアやベネズエラ、キューバやメキシコ出身の人たちと話す機会が得られました。
英語を勉強中の生徒同士なので、うまく理解できず笑って終わることもよくありましたが、相手も遠く離れた日本のことに興味を持ってもらっていることがわかったときはとても嬉しかったです。
格安で英語を学べた
先ほど価格を書きましたが、$80だったらマンツーマンの英会話レッスンだと時間にもよりますが、2回分くらいの価格ではないかと思います。
web教材がとてもよかった
購入した教科書以外にも学校が提供してくれるweb教材はとても使いやすく、生活にも役立つトピックで学べる&使いやすいものでした。
また、授業の中で紹介してもらった教材&授業で使用する教材の中にはyoutubeや無料で使えるweb教材もあったので、授業後に復習するにもとてもよかったです。
【無料で学べる英語】アメリカのESLで教えてもらった無料英語教材2選
英語に対する苦手意識が減った
英語を英語で勉強する中で、自分の話す英語が通じること・そして間違っても良いから何か言ってみて!ととてもフランクな雰囲気で学ぶことができたことは私にとって、とても気持ちが楽になり自信に繋がりました。
とまぁ、実はいいことも多く(むしろいいことの方が多かった)とても良い時間となりました。
ESLを辞めようと思った理由
次に辞めようと思った理由についていくつか紹介したいと思います。
①オンライン授業で発言機会がとても少ない
運悪く私がESLを始めたのは、コロナウイルスが流行り始めた後でした。
それまで通学制でしたがオンラインで、ZOOMを使った授業でした。
仕方ないことですが、英語を使って発言する機会は授業中にとても少なかったです。
②時間通りに始まらない &時間より早く終わる
これは先生によるのですが、時間通りに授業が始まらないことも多々ありました。
20人程度いる生徒が全然集まらないという問題もあったようです。
そして、時間通りに始まる先生の授業は予定時間の30分以上も早く終わることもしばしばでした。
(※これはあくまで私の通ったクラスがたまたまということもあるので、ESL全部がそうと言っている訳ではありません。)
③先生が休む
たまたま習っていた先生が、お母さんを病院に連れて行かないといけない日があって、定期的に先生が授業をお休みしていました。
もちろん、こういった家庭のことでお休みが取れる仕組みというのはとても良いことだと思うのですが、課題を出されるだけで代わりの先生の授業がある訳ではありませんでした。
月に2〜3回くらいあったかなぁと思います。
④クラスにあまり馴染めかなった
授業にとても積極的な生徒が多いと、答えを指された人が答える前に他の人が答えることがあります。
まだ答えを考えている途中に、ZOOMで自分がマイクをONにしているときに、すでにマイクをONにしている生徒が答えていることもしばしば(笑)
また、遅刻してきた生徒が先生に挨拶をして、その流れで生徒同士が色々話し出すのも結構カルチャーショックでした…!
慣れたらどうでも良いんでしょうが、私はこのクラスの雰囲気にはあまり馴染めなかったです。
⑤コロナ禍で友達ができにくい
対面の授業を受けられないまま、自己都合でクラスの時間帯も変えたこともあり1年が過ぎても友達は1人もできませんでした!笑
もしかしたらこのまま続けて対面の授業になれば友達はできたかも…しれません。
(きっとWebでも友達できている人はいると思います!)
以上が私がESLを辞めようと思った理由になります。
ESLに1年通ってみて感じたこと・今後について
現地での生活は、今の段階で後1年半くらい残っています。(予定)
最後に今後どうする予定かについても書いておきます。
何を目的に英語を学びたいかを重視する
約1年前、私はただなんとなく興味本位で【現地の学校、ESLに行ってみたい】と思っていたのでずっと通っていました。
でも実際に1年通ってみて、ただなんとなく行くことから、英語を話すことを最重要視したいと感じるようになりました。
それは、私が英語に対する苦手意識がどんどん薄くなってきたり、英語を学ぶことが1年前より楽しいと思えるようになったりしたからです。
英語を話すことを最重要視するとなると、今の状態では会話をする時間がとても短かいなと感じたため4月の前半までの区切りで辞めることにしました。
たくさん話せるオンライン英会話
ESLを始める前に習っていたオンライン英会話のネイティブキャンプを再開しました。
⇧私自身が継続して良いなと思っているので宣伝させていただいています♪
ちなみにこのネイティブキャンプ、再開してから6日間で日本以外の8カ国の先生から教えてもらいました!
世界中の先生と話す&教えてもらうことが可能です。
私みたいに話すことを最重要視している方は、コスパも良く大変おすすめです。
ネイティブキャンプへの再入会の話、通常より4倍話すことができるカランメソッドの話は、きちんとまとめてまた紹介していきますね。
まとめ
今回は、アメリカ駐在妻の私が1年続けたESLを辞めた5つの理由について紹介しましたが、いかがでしたか?
コロナ禍が関係しなければきっと結果は、違ったと思います。
そして、アメリカのESLが全部こうだと言っている訳ではありません。
これはあくまで私の体験であり一個人の意見なのでご了承ください。
ですが、もし機会があるならばESLは1度は体験してみて欲しいです。
価格や授業頻度も様々ですが、何より世界中の英語を学びたいと思っている幅広い年齢層の生徒と勉強することができます。
なぜ英語を勉強したいのか?という話を始め、いろんな話を通して今まで以上に自分の視野が広がるはずです。
以前は、図書館でも定期的に無料でESLの授業が行われていたり、日本領事館で文化交流イベントが行われていたりしたみたいです。
なので、今後はこういった飛び入り参加できるものの復活を待ちながら、自宅でもっと英会話力を磨いていこうと思います。