【アメリカ駐在妻の英語学習】カランメソッドステージ1からステージ３までの体験談

こんにちは、Fusako.( @fusa_blog17 )です。

この記事では、アメリカ駐在妻で英語学習をしている私がカランメソッドのステージ1からステージ３までを終えた体験談について紹介していきます。

カランメソッドって何…！？

続けてみてどう感じた？

私自身も初めてこのカランメソッドを知った時、そう感じてたので、この記事では少しでもイメージが湧きやすいように紹介していきますね。

カランメソッドについて

カランメソッドとは？

カランメソッドは、ベルリッツで働いていたロビン・カランがより良いメソッドを夢見て確立したもので、母国語での助けを借りずに英語のみを用いて英語を学んでいくカランメソッドはダイレクトメソッドの一つとされています。
（引用）ネイティブキャンプHPより

ということですが、コレだけ見ても良くわからないので、下記にもう少し分かりやすい説明をしていきますね。

カランメソッドの３つの特徴

HPから抜粋して簡単に体験談も交えながら紹介します。

１、通常のレッスンより４倍話せる

授業中の沈黙や無駄話は一切ないので、25分のレッスンのうちほとんど口を動かすことになりますよ！

また、スピーキングの途中で文法などの質問はNG！

なので質問は他の時間にフリートークのレッスンで質問することになります。

【反射的に英語で考え答える訓練】という感じです。

発音や語彙の順番のミスはその場で訂正されるため、正しい文章を言えるまで先に進めないといったことが多いです。

２、授業中は教科書を閉じておく

カランメソッドの最大の特徴はリスニングを頼りにレッスンが進むことだそうです。

先生と挨拶後、教科書は閉じておいてと言われます。

耳を頼りに英語を取得していくため、単語が聞き取り辛かっときだけ先生に話しかけています。

３、英語脳を手に入れよう！

このレッスンは、先生が早口で質問して生徒が瞬時に答えるトレーニングのようなものです。

なので、聞いた英語を日本語に訳して再度英語に戻す時間が与えられていません。

25分のレッスンのうち、休む暇は本当になく集中しているので、慣れるまでは特にぐったり疲れます。

英語を日本語なしに理解するようなレッスンになっているので、英語脳を鍛えることが可能だそうですよ。

どこで受けられるの？

こちらのカランメソッドは認定校で受けることができるようです。

私はオンライン英会話のネイティブキャンプで受講しています。

実際のレッスンの様子がわかる動画

ここまで読んでみても実際どんな感じなんだろう？とあまりイメージが湧かないのではないかと思います。

そんな方にはこちらの動画がおすすめです☆

上記の動画を見ることで、授業の進み方や実際の雰囲気などカランメソッドのことをより理解することができます。

他にもこのネイティブキャンプの公式YouTubeチャンネルには人気講師の紹介や、国によって発音の違いなんかも紹介されています。

生徒向けにクイズ動画もあり、予約で使うことができるコインがもらえるキャンペーン企画なんかも定期的にありますよ。

カランメソッドは予約制

ネイティブキャンプは通常6480円（税込）で１ヶ月利用できます。

また家族（第二親等まで）は1980円（税込）で利用することが可能です。

私の場合は夫婦で利用しているので、夫婦で月8460円（税込）で利用している感じです。

今すぐレッスン（予約なしのレッスン）はこの価格で受け放題。

さまざまなレベルに応じた本当にたくさんの教材が用意されているので、たくさん受けた方がかなりお得！

ですが今回紹介しているカランメソッドは、教えられる講師が決まっているため予約が必須です。

コインは月額とは別に買う必要があり、購入額は以下です。

このように、金額が大きいほどおまけしてもらえる感じです。

そして、先生によって必要な予約コインは違います。

先生の予約はカラン半額という項目から探せば最低５０コイン（１００円）。

あらかじめ先生の予約時に必要なコイン数は決められています。

ちなみに日本人の先生は、４００コイン（８００円）ネイティブスピーカーは５００コイン（１０００円）となっていますよ！（2021年7月現在）

なので、カランメソッドを受けたいのであれば【必ず月額以外にも費用がかかる】ことを覚えておく必要があります。

何度か同じ先生に予約をしているうちに、先生も完全にこちらのことを覚えてくれるので、回を重ねるにつれて緊張がほぐれていきますよ☆

おすすめのカランメソッドのはじめ方

ここでは体験談を交えておすすめのカランメソッドのはじめ方を紹介します。

こちらはHPでも推奨されているのですが、私も実際にやってみて良いなと思ったので紹介させていただきますね。

１、無料カウンセリングを受ける

まずはじめに、月に１回無料（２回目以降は１００コイン）で受けられるカウンセリングで【カランメソッドについての説明】をしてもらうことです。

カウンセリングは日本人カウンセラーがサポートしてくれるので、英語での会話が心配な方もリラックスして理解することができます。

また、このカウンセリングも25分と決まっているので、質問する時間も少ししかありません。

わからないことは月に1度、質問をまとめて直接聞くと良いと思います。

２、レベルテストを受講する

次にレベルテストを受講して自分がどのレベルからスタートするのかを確認します。

ちなみにレベルテストは予約が必要だけどコインは不要！（つまり月額以外の追加費用はかからない！）

ってことで私はアメリカ人のネイティブスピーカーの先生を予約しました！

先生のページに飛べば、自己紹介文も載っています。

私が予約した先生はESLの歴もあり、英語が母国語でない生徒にたくさん教えて来た経験がある先生だったようなので選びました。

自分のレベルを正確に知るって大事だと思います。

ただ、ネイティブスピーカーは日本語を一言も話してくれないことが多いと思うので、もしテストも英語ばかりで説明も理解できないかも！？と心配な方は日本人の先生を選んでみてください。

そして私は、見事に！！！レベル1から始めることをおすすめされたのでありました。。。

カランメソッドのレベルについて

実際にどのようにレベルが区切られているのか気になる方も多いと思います。

カランメソッドのレベルに応じた勉強内容は以下のブログ記事に掲載されていました。

もし気になる方は、下記のブログもチェックしてみてください。

【カランメソッド】各ステージのレベルをCEFRやTOEICで表すと？

ステージ1からステージ３の学習内容について

ここでは上記のブログ記事を引用させてもらい、実際に受けてみた感想と共にお伝えしていきますね

ステージ1について

英語学習を始めたばかりの人に適しています。
英語を学ぶ上で最も重要な単語と文法構造を紹介しています。
具体的には、
・「Be」や「Have」
・現在進行形（例、you are writing.）
・主格代名詞と目的格代名詞（例、私・彼女・私・彼ら,etc）
・所有代名詞（例、私の・彼の・私達の,etc）
など、英語を話す上で必要不可欠な基本的語彙を学びます。
（引用）【カランメソッド】各ステージのレベルをCEFRやTOEICで表すと？

中学英語のはじめの方を思い出すような内容です。

文章を英語のルールに従い、正確に話すことができていないことにとてもよく気づくことができます。

特に、on、in、a、an、theやit、this、that、そして短縮系（he is →he’sなど）の訂正をかなり細かくしてもらったように思います。

ステージ１は割と1文が短いため、カランメソッドに慣れるには１番良いステージだと振り返っても強く感じます。

ステージ2について

英語学習初心者向けになります。
ステージ1で学習した内容を応用した内容も含まれるため、ステージ1で習った内容を適度に復習できるようになっております。
具体的には、
・現在形(例、you write)と現在進行形(例、you are writing)の違い
・「any」と「some」の使い方
・所有代名詞（例、私の・彼の・私達の,etc）
・比較級や最上級（例、more than、 the leastなど）
などを学び、そのほか多くの必要不可欠な単語もカバーしています。
（引用）【カランメソッド】各ステージのレベルをCEFRやTOEICで表すと？

ステージ1からの延長という雰囲気を感じました。

現在形、現在進行形、比較級や最大級という文法用語の意味も英語で説明されるため、自然にこういった文の種類の単語も覚えることができるのもとても良かったです。

他にも単数、複数、短縮系のような文法で必要な単語も少しずつ理解が深まっていくように感じます。

今すぐレッスンで日常英会話中級の授業を受ける際にも、先生に文法での質問がスムーズにできるようになってると感じたのはステージ２に取り組むようになってからです。

カランメソッドの中には、現在系と現在進行形の違いは？「any」と「some」と違いは？比較級や最上級とは？というような文章もしっかり入っているので、What’s the difference between A and B？を定期的に見かけるようになりますよ！

カランメソッド自体が今自分が学んでいる英語のルールを英語でどのように説明するのか、そして実際にどうやって使うのかを繰り返し練習していくようなレッスン内容になっています。

ステージ３について

初級レベルの学習者向けになります。
ステージ１・２で学んだ内容をさらに深く学習し、さらに副詞など多くの使用頻度が高い単語を学びます。
具体的には、
・比較級と最上級(例、the furthest・as many as)の応用練習
・使用頻度の高い様々な副詞(例、quickly・often・never)の使い方
・過去形のbe動詞(例、they were)
・一般動詞の過去形(例、we walked)
などを学びます。
（引用）【カランメソッド】各ステージのレベルをCEFRやTOEICで表すと？

ステージ３になり、一気に難しくなったように感じました。

理由は質問の文章が長くなったことで、答える際にもYES/NOのみで答えるだけでなく、質問内容を復唱するように全文でしっかり答えることを求められるためです。

時間や頻度や程度なんかを説明する文章が多く、例文の答えと自分の日常生活での回答が違ったりすると、「えっとなんて答えるんだったけな…？」と一旦必ずフリーズします！笑

ステージ３でも初級レベルの学習者向けということを私もこのブログを書きながら知って、今かなり驚いていますす！（汗）

正直、充分難しいしステージ３でまじもう嫌だわ！（泣）って何度かなりました…！

レベル４以上はまだ受講できていないので、内容が知りたい方はこちらのブログ記事をご覧ください。

【カランメソッド】各ステージのレベルをCEFRやTOEICで表すと？

ちなみにステージは1から１２まであります。（道のりが長い。とほほ）

ステージ1からステージ３までの期間とレッスン頻度

私がステージ１を始めたのは、4月12日でステージ３が終わったのは7月７日でした。

つまり大体３ヶ月かかったということになります。

ステージ１から２の終わりまでは、平日は２レッスン、週末は１レッスンは受けていることが多かったです。

（途中旅行などで数日休んでたことはありましたが。。。）

ステージ３からは１日１レッスンとなっていきました。

理由は次で紹介しますね。

カランメソッドで大切なこと

カランメソッドで１番大切なのは、復習だそうです。

こちらの画像はネイティブキャンプのHPの画像を抜粋したものですがご覧の通り、復習が７０%を占めています。

前回の復習からレッスンは始まり、先生が質問するのでどんどん答えていきます。

そのためには自分で復習する時間を確保することが必要です。

復習を怠ることで、１レッスン25分のところ、20分復習、最後の5分で新しい学習、リーディングなし…といったレッスンもありました。

あらかじめ、レッスンの時間配分の目安は決められているので、復習は自分のためにしておかないと授業についていけないと感じてしまうのです。

このことから、私自身はステージ３から授業が難しく感じるようになってしまい、１日２レッスンを受けて復習する事が厳しいと感じ、自分のやる気を保つ事が大変になってしまいました。

特にレベル３で何度か辞めたくなってしまったので、受ける授業のペースを落としたという背景があります。

なので、またモチベーションが上がった際には１日２レッスン受けたいと思うのですが、無理なく長く継続することを優先しようと今は考えています。

カランメソッドを３ヶ月やってみて感じていること

最後に実際に３ヶ月、カランメソッドをやってみて、ステージ３まで終えてみて感じていることをシェアしたいと思います。

英語のモチベーションの維持について

まず、英語のモチベーションは、どうしても波があることが自分自身で体感、理解する事ができました。

ただなんとなく授業を受けていた学生時代やあまり本腰が入らず、英語を勉強していると胸を張って言えなかった時期に比べ、今はとても有意義な英語学習の時間を過ごせているように感じます。

そして、毎日必死に復習で英語を唱えている自分にも出会うことができました。

ESLと比較して

私が受けていたESLはコロナ禍でZOOMで集団のレッスンだったこともあり、発言の機会も少なく正直カメラをOFFにしてればなんでも他のことができるし、宿題や復習をしなくてもどうってことない上に１日２〜３時間の時間をただなんとなく過ごしていた…という感じでした。

もっと真面目に受けていれば結果は違ったと思いますが、どこか一生懸命になれない自分がいたように感じます。

その点カランメソッドは、同じオンラインでも強制的に発言させられる上にマンツーマンなので、先生か私しか話す人がいません。

なので、たった25分の授業ですが、ESLの２〜３時間の授業の何十倍も英語を発言している自覚があります。

講師の出身国について

先生によって予約のコインが違います。

そして先生によって発音の聞き取りやすさが違うことは確かです。

また、続けるうちに国によってアクセント等の癖の違いを見つけることができたのは事実です。

ネイティブスピーカーから習いたい人はネイティブスピーカーから学べるし、日本人講師から習いたい人は日本人講師から学べます。

なるべくコインを消費しないためにカラン半額の先生や１００コインの先生から学ぶのもOK!

自分が実際に習って試してみて、どの国のどの先生に習いたいかを自由に選択できる点は、とてもありがたいシステムです。

英語の上達の手応えについて

手応えですが、ステージ２くらいの時から感じられるようになりました！

先ほども書いたのですが、文法に関する単語を少しずつ覚えて使えるようになってからは、ネイティブキャンプ内の日常中級英会話のレッスンでも質問をしやすくなりました。

今までは、多分こういうことなのかな？と思っても、それが本当に正しいのか聞くことができず、スルーしていました。

でも次第に、こういう意味であってる？と１００%自分が理解できるように自分から先生に質問できる回数が徐々に増えていっているように感じます。

また、似たような単語の使い分けや違いなんかも自ら質問して聞けるようになったことで、英語の理解が前より少しは深まっているかなと感じます。

こういうコミュニケーションが取れるようになると自主的に英語学習を進めよう！と、モチベーションの維持にもつながるのかな？と感じることができました。

そして私は現在アメリカ在住なのですが、日常のシーンでもまだまだグーグル翻訳を利用しています。

でもその時、授業で出てきたフレーズに置き換えて話すようになりました。

元々知ってたはずなのに忘れてた英語のこと！

それを先生が話す英語を聞いてほぼ強制的に口に出すことでなんとなく思い出し、繰り返し行うことで少しずつ使えるようになっていく。

その少しずつを積み重ねていくことで、英語が口から出やすくなり、自然と使えるようになるのかな？もしかして…みたいな印象をこのステージ３を終えた今の段階では感じています。

続ける価値がありそうか

カランメソッドを続ける価値がありそうかと聞かれたら、間違いなくYES!と言います。

理由は、こんなに英語を日本語に置き換える時間を与えてくれずに、口に出す訓練をさせてくれる場所を他に見つけることが難しいと感じるからです。

仮にそんな場所があったとして、家でできる、好きな時間に予約できる（ルールを守れば時間変更も無料でできる）、先生を自分で選べる、費用も安い！という条件が揃っているかな？と思います。

また、このカランメソッドと併用して他の教材も今すぐレッスンで受け放題という点もとても良い環境だと感じています。（コインを使って好きな先生に予約することも可能。）

ただ続けるにあたり気をつけたいことは、無理をしない！英語を嫌いになるまで自分を追い込まない！休憩するのもあり！です。

結構ストイックなメソッドではないかと体感しているため、自分のペースを保って長く継続していくことを大切するのが良さそうです。

どんな人に向いていると感じるか

１番は、【とにかく英語を口に出しまくりたいと感じている人】にお勧めしたいです。

英語の勉強法は初心者なりにいろんな記事や動画を拝見してきたのですが、なかなか自分にとっての正解の勉強法が見つけられないまま２年が過ぎようとしています。

ですが私はアメリカ在住ということもあり、話すことをまず第１優先にしたいと気づき、このカランメソッドに挑戦してみることにしました。

英語を話すには英語のルールや単語を知ることも大事だと思うのですが、英語をたくさん話す機会を作り続けることが何よりも大事であり、その場でまずはしっかり学ぶのが良いのでは？と感じたんです。

なのでもし、私と同じように感じている方には１度カランメソッドを受けてみてほしいと思います。

まとめ

以上が【アメリカ駐在妻の英語学習】カランメソッドステージ1からステージ３までの体験談です。

英語学習の方法は本当にたくさんあると思うし、どれに絞れば良いのかわからないし、継続することが難しいと感じます。

私自身もまだカランメソッドはやっと３ヶ月が経ったところです。

もしこのまま仮に心が折れても継続することができたら、ステージ４以降での気づきや自分の考えの続編を書きたいと思います。

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